人見知りママのための、90日で話し方が変わるブログ

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【人見知りママの会話術】”うなずき””あいづち”の、うまいやり方、ヘタなやり方

昨日のブログで、”うなずき””あいづち”をうまく利用しよう、とお伝えしました。

 

kaori-voice.hateblo.jp

 ここで提案した『三位一体うなずき作戦』、昨日はちょっとした電話でも活用しようと頭をよぎりました♪

あまりに電話が短くて活用に至らず^^;

 

今日は、その”うなずき””あいづち”の具体的なやり方をご紹介しますね!

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うなずき、あいづちの意味

齋藤孝さんの著書『大人のための会話の全技術』に、こんな記述があります。

うなずくという行為も、「あなたの話をしっかり聞いていますよ」というサインです。

その中には「同意・同調する」という意味合いも含まれますが、それは絶対的なものではありません。

仮に相手の意見に同調していない場合でも、「あなたの人格に対して肯定的な姿勢を示しているのですよ」ということ、つまり敵対しているわけではないことを伝える意味合いがあります。

またうなずきには、「相手の言葉を咀嚼して消化している」というイメージを醸し出す効果もあります。それが相手の自分に対する信頼感を産み、もっと近づきたいという気持ちにつながっていきます。

あいづちもそうですが、何もその意見に同調するのでなくとも、「聞いてるよ」と伝える意味もあるんですね。

 

人見知りさんは、純粋でまっすぐな方も多いので、うなずいたり「うん」「そうだね」と肯定的なあいづちを打つと、「相手の意見に賛成、という意味になってしまわないかな?」と思ってしまうかも。

でも、それはあまり気にしないでいいです。

うなずきやあいづちは、相手を話しやすくするための潤滑油。相手の話を引き出して、その後の話をスムーズにするためのものです。

 

もしも「あのとき『うん』って言ったじゃない」と言われたら、

私なら「そういう考え方もあるな、って思ったんだよ」「あなたの考え方を一生懸命理解しようとしてたの」と伝えます。

もっとも、話し方や伝え方伝わり方の全体像が見えてくると、こういった誤解は生まれにくくなりますが。

 

うなずくときの表情のポイント

そういえば私がうなずくとき、気をつけていること。

  1. まゆ毛を上げ過ぎない。
  2. 目も丸く大きく開けすぎない。
  3. 軽く微笑む。
  4. 話し手の目を見る(フリをする)→それっぽければOK。ここ参照

 

まゆ毛を大きく上げたり、目を丸く大きく開けたりすると

いわゆる『びっくり顔』になります。

 

たまにはいいですよ。

 

でも、いつもこの顔でうなずくと、ふざけてるみたいに見えてしまう。

「あなたの話が面白くて、とても驚いています」

というメッセージになることもありますが、本当に驚くほどとびきりの情報が出てきた時のために、この『びっくり顔』は隠し玉として取っておいたほうが無難。

 

目をしっかり見るのは人見知りさんにはハードル高いし、びっくり顔でガン見されたら話し手もちょっとひるみます。

だから、自分の右目で相手の右目を見る”ちょっぴり視線クロス法”(今命名)や相手のまつ毛を数える”まつ毛カウント法”など、相手が「あー、この人優しく私を見つめてくれてるな💛」と感じるような視線の送り方をします。

 

三位一体うなずき作戦に、この4つに気をつけた表情を加えると、より感じのいいうなずきになりますよ^^

 

嫌われるあいづちもある

アナウンサー魚住りえさんの書かれた記事を見つけました。

toyokeizai.net

魚住りえさん、こんなふうに言っておられます。

【5つのダメなあいづち】
・「はい、はい、はい」と「はい」を連発する
・「たしかに」「なるほどですね」を連発する
・あいづちが毎度「大げさ」すぎる
・「相手の話にかぶせて」あいづちを打つ
・あいづちに「変な笑い」を入れる

 

確かに、私も夫にいい加減なあいづちをされるとイラっとします。

私「ね、この間の飲み会のことなんだけどさ」

夫「あー、はいはいはい」

私「やっぱり行きたいんだよね」

夫「うん、なるほどなるほど、はいはい」

私「よかった、じゃぁ今度の土曜日、子どもたちのことお願いね。」

夫「え!?なんで?」

 

聞いてないんじゃん!

 

ってことは、夫婦間ではよくある話ですよね。

 

聞いてないのに聞いてるフリだけ、な軽薄なあいづちは嫌われますし、トラブルの原因にもなりかねません。

 

ちなみにこんなふうに夫が軽薄なあいづちで考えもしないままOK出した飲み会なら

私は行っちゃいます。

「え、いいって言ったよね」って。

もちろん、たった一回の話でそんなふうにゴリ押しはしませんが、

ここで「やっぱりダメだった」と諦めては

夫の軽薄なあいづちを受け入れることになってしまう。

それでは、また同じ不愉快を何度も何度も繰り返すことになってしまうから。

 

 

会話の潤滑油であるはずのあいづちが、「もうこの人には話したくない…」となってしまわないように。

 

”うなずき””あいづち”をうまく活用したら、人見知りさんもコミュニケーションがスムーズになりますよ!

 

 

 

 

 

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