(元)人見知りウグイス嬢、加納かおりについて
加納 かおり
ウグイス嬢・ライター
鹿児島県の高校野球初代ウグイス嬢。現役30年目の超ベテラン。
18歳から高校野球の場内アナウンスを始める。同期3人の中でいちばん滑舌が悪く声が低くヘタクソだったが、それに気づいたのは3年後。同期も後輩も卒業していく中でこんなにヘタでは辞められないと、テレビから流れてくる甲子園の場内アナウンスに耳を澄まし、真似て練習を重ねる。
とにかくウグイス嬢を続けたいためにフリーターを6年。
26歳で百貨店のコピーライターとして就職。2年後フリーランスとなり雑誌の立ち上げに関わるも雑誌社が夜逃げし路頭に迷う。
一見華やかなカタカナ職業の「地に足の着かない感」が払しょくできず、「事務員を経験せよ」との神のお告げ(?)で転職。
転職先は、事務員とは名ばかりの何でも屋。受発注、経理、チラシやはがきのデザイン、販売員までなんでもござれの14年。傍らでウグイス嬢も細々と続けており、2008年選挙ウグイス、MCとしてもデビューを果たす。
その間に結婚、2度の高齢出産を経て2016年ライター復帰。「プロフィールライター」として、遠くは東北まで30人近い起業家様がたのプロフィールを作成。
2017年、それまで半ば産休状態だった高校野球ウグイス嬢に本格復帰。同時に披露宴MCを学び、2018年にデビュー。
現在は話すこと、書くことの両方を生業としているが、話すことは特に苦手だった。幼い頃の極度の人見知りに始まり、話し方はもちろん、空気の読めなさ加減が抜きんでており、話の流れをぶった切ること多々。これではいかんと約10年口をつぐみ、多いときは年に150冊の本を読んで学び、観察、仮説、実験。そこから導き出した、『人見知りママのための会話術』は、「それならできる」とのお声も。
20代前半でふと湧いた「どうして、みんな幸せになろうとしないんだろう?」という疑問が原動力。会話術を学んだ先に「ことば」の力で幸福度を上げることが、本当の狙い。
同じ歳の夫と、6歳違いの姉妹の4人家族。普段はかなりの引きこもりです。