人見知りママのための、90日で話し方が変わるブログ

極度の人見知りから、マイクを持つ仕事へ。40年の人見知りによる七転び人生からうまれた、オンラインでの話し方講座ブログです。

【人見知りママの会話術】相手の言葉をまねてみよう♪

さて問題です。

「31粒」

これ、なんと読むでしょうか?

 
ちょっと考えてみてください。

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あ、ひっかけ問題とか、なぞなぞとかじゃないです。
普通に、ただの読み問題。
 
 
 
1.さんじゅういちつぶ
 
2.さんじゅういっつぶ
 
3.さんじゅうひとつぶ
 
 
 
 
考えました?
 
さて、答えは?
 
 
 
 
1.さんじゅういちつぶ
 
です。
ではさよーならー
 
…ではなくて。
 
 
 
なんでこんな問題を出したかというと。
 
1.さんじゅういちつぶ
 
発声としても日本語としても正しい答え
なのかもしれません。
 
ですが、
2.さんじゅういっつぶ
3.さんじゅうひとつぶ
でも、100%間違いではありません。
私も使うことがあります。
 
 
どういうときに使うかというと。
 
たとえば会話の中でこの言葉が出てきたとき。
相手が先に
さんじゅういっつぶ入っててね」と言ったら、
私は敢えて同じように
さんじゅういっつぶ入ってるんだ」
と確認して言葉をつなぎます。
 
 
 
スムーズなコミュニケーションのコツに
というのがありますね。
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話し相手の仕草をまねるというもの。
 
相手が頬杖をついたら
自分もそうしてみる。
飲み物に手を伸ばしたら
自分もそうする。
 
そんな心理学用語。
会話の相手との距離を縮める効果があるそうです。
 
 
これの、
”ことば”バージョン、ですね。
 
専門用語では”バックトラッキング”と言うらしいです。
 
 
ことばも
ミラーリングしてみると
ぐっと
話す相手との距離が近くなります。
 
ほら、ママならよくお子さんにやりませんか?
「ママ、今日幼稚園でお砂場遊びしてね」
「そう、今日幼稚園でお砂場遊びしたんだ」
 
こんなふうに、相手の言葉を繰り返してあげると
「聞いてくれてるんだ」
と嬉しくなるのかもしれません。
 
ここで「砂場に”お”つけなくていいよ」なんて言う人、いませんね。
 
 
相手が「さんじゅうひとつぶ」と言ったら
ふだんあなたが「さんじゅういちつぶ」と言っていても
こちらも「さんじゅうひとつぶ」と繰り返す。
 
相手が「部屋番号は、705(ななひゃくご)号室」と言ったら
ふだんあなたが「705(ナナマルゴ)」と言っていても
そのときは「705(ななひゃくご)」と繰り返す。
 
相手が「砂場」と言ったら
ふだんあなたが「砂場」と言っていても
そのときは「砂場」と繰り返す。
 
 
正しいか、正しくないか。
それは重要ではない場面がある。
それは、
その場の目的がなんなのか、
で変わってくるのかもしれません。
 
正しい言葉を使うことより、
お互いの想いを通じ合うことのほうが大切な場面って多いもの。
ここで、正しい正しくないにこだわっていては
もっと大切なものを見失ってしまうかもしれません。
 
正しいか間違いか、
相手の言葉をミラーリング(バックトラッキング)してみる。
 
人見知りさんには、とても取り入れやすい会話術だと思いませんか?
 

 

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