人見知りママのための、90日で話し方が変わるブログ

極度の人見知りから、マイクを持つ仕事へ。40年の人見知りによる七転び人生からうまれた、オンラインでの話し方講座ブログです。

【人見知りママの会話術】一文を35文字以内で伝える。

伝えたいことがあるときは

一文を短くしましょう。

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「今度の土曜日、長女の参観日なんだけど、

 別に私ひとりで行ってもいいんだけどさ、

 それじゃ長女が寂しがるから

 あなたも休みが取れるようなら

 一緒に行ってくれないかなと思って。

 あ、無理ならいいけど」

 

この文章、音にしてぜんぶで94文字あります。

 

 

一応「。」で一文を切ると二つの文章。

 

でも文末の歯切れが悪いから

全部で一文のようになっています。

つまり、94文字の文章です。

なんとも奥歯にものが挟まったような

すっきりしない語り口。

「何が言いたいの?」ってイラっとしてしまいそうです。

 

特に男性は、スピード勝負、結果重視の世界で生きている方が多いです。

だから夫にこんなふうに話をしても、ポイントがぼやけてしまって分かりづらい。

 

話し言葉だと、こういうふうになってしまうことはしょっちゅうありますね。

 

 

ひとつの文章には一つのメッセージを。

 

それを意識しながら一文を短くしてみると、ぐっと伝わりやすくなります。

 

 

この場合に伝えたいことは

・次の土曜が参観日であること(期日を知らせる)

・できれば参加してほしいこと(参加できるか確認)

がメイン。

 

さきほどの文章を言い替えてみましょう。

 

「今度の土曜日、長女の参観日なの。(期日を知らせる)

 一緒に参加できる?(参加できるか確認)

 あなたも来てくれたら、長女が喜ぶと思うの。(補足1)

 あ、無理しなくていいよ(補足2)」

 

この文章だと、音にして長くても17文字です。

ぐっとすっきりして分かりやすくないですか?

 

このように、

一文には一つのメッセージ(=ワンセンテンス・ワンメッセージ)だけにして

短い文章にすることで

伝えたいことがぐっと浮かび上がり際立つことがあります。

 

目安は35文字、長くても50文字まで。

 

最初は難しいです。

でも、10日も意識していれば、だんだん慣れてきます。

ちょっとやってみてくださいね。

 

 

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